雑記

目的と目標の再考の必要性

 

私は考えがまとまらない時には一度進めている作業を止めて、自身の目的と目標について考えるようにしています。これは何故かというと、考えがまとまらない時というのは、往々にして自身がしたいことと現実のギャップに苦しんでいたり、きちんと前に進めているのかが分からない時に起こることだと理解しているためです。

こういった時には一度自身の考えを整理する意味で目的と目標を見つめ直すことより、気持ちを切り替えて再びスタートすることができます。以下は全て私の解釈と考えによる解説になります。

 

まず「目標」とは、目標設定という言葉があるように、自身が満足できるゴールライン、もしくは物事の達成基準をおおよそ決定することだと考えています。それに対し「目的」とは、なぜその目標に向かって進むのか、自身の行動における理由や動機を示すものです。

例えば、「TOEIC800点以上を取る」というのは目標であり、「TOEIC800点以上を取ることで、就活を有利にしたい」というのは目的です。しかしながら、目標はあっても目的を持っていないということはしばしば起こりがちだと思います。

例を出して言えば、Javaというプログラミング言語を学ぶと決めてどこまで出来るようにするかまでは考えたとしても、その身に付けたスキルを使って何をしたいのかという目的までは考えていないなどのパターンです。このような状況下ではうまくモチベーションを保って活動を継続することは難しくなります。

 

次によくあるパターンとしては、目的があったとしても無作為に目標を定めまくることで何から手をつけて良いのか分からなくなってしまうことです。こうなってしまうと人は頭がパンクしてしまい、最終的にはどっち付かずになってしまったり、作業効率が悪くなってしまいます。

こういった時に私は一度全ての目標における目的を洗い出し、目的の優先順位を付けるようにしています。その中で優先順位が低いものはキャパシティ・オーバーを理由として切り捨てて行きます。こうすることで自身にとっての優先順位の高い目標を理解できるようになり、気持ちをリセットして再び前に進めるようになります。

私が自身の目的と目標を理解することが大切だと考えるのは上記の理由からであり、一度目標と目的を決めた後も定期的に再考し、見つめ直す必要性を実感しています。もしこの記事の読者の方にも頭がパンクしそうになっている方がいましたら、ぜひ一度手を止めて自身がしたいことを考え直してみてください。

 

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